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初となる大型豪華画集、発刊

はせくらみゆき画集

―ガイアの祈り―

La preghiera di Gaia

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2021年2月22日発刊

限定1000部(1~1000のシリアルナンバー付)

100作に選んだ作品をしばらく見ているうちに、

あれ? なんだろう? と思いました。

それは、私のものでありながら、私のものではない、

そんな感じがする、別の何かの存在を感じたからです。

 

それは、地球の想い。

大きくて、優しくて、強くて、

何でもいだいてしまう、母なる地球の感覚が、

そこに宿っているように感じられました。

 

ですので、この画集のタイトルを、

ガイアの祈り、と致しました。

 

私は知らずして、この大いなる地球かあさんに、

育まれ、いだかれながら、今まで導かれていたのかも。

と、感じました。

 

それはもちろん、あなたもおなじ。

この大地と空の間の中で育つ、

地球母さんの大切なこどもたちであることは、

疑いようがない事実なのです。

 

だからきっと、この中に、

あなたや、家族や、大切な人たちに込めた、

メッセージや祈りが、

そうっと託されている、

そんな気がしてならないのです。

 

色やかたちや、光を通して。

ことばとことばの間のなかに。

ガイアからのおたよりが潜んでいるかも。

 

よければ、手元に置いていただけたら幸いです。

どうぞ、時々見開いて、心の奥で、

静かなコミュニケーションを図ってください。

 

そして、著者の私からのお願いです。

それは、この画集を、いつの日か、

あなたの大切なお子様やお孫様、家族の方に、

お渡ししていただければ嬉しく思います。

 

というのは、この中にあるガイアの祈りを、

言葉ではなく肌で感じて、見ていただけることで、

 

お譲りする相手が、どんなに大切で、

愛おしい存在であることか。

出会えた奇跡に感謝をしているのか。

 

だからこそ、そのかかわるすべてが、

この美しい星にいだかれながら、

しあわせに、楽しく生きていってほしい。

そんな想いが、声なき声で、

自然に伝わっていくような気がするからです。

 

…というわけで、とうとう完成に至ったこの画集。

採算度外視で制作していただいたため、

Amazonなどの流通に乗せることはできず、

版元であるきれい・ねっと様から、直接お届けとなります。

また、版画と同じように、

一部一部に、シリアルナンバーがついている

限定制作となっています(重版はありません)。

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必要とする方のもとへと運ばれて、

「ガイアの祈り」との御縁が結ばれたら嬉しく思います。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

これからも真摯に、創作活動をしていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

感謝  はせくらみゆき

 

ご購入・詳細情報は

きれい・ねっとにてどうぞ

みゆきからあなたへ おたより

 

皆さん、こんにちは。

はせくらみゆきです。

いつも、応援ありがとうございます。

 

私は、幼い頃から、ただひたすら、

絵を描くことが大好きだったのですが、

奇しきご縁をいただいて、

気がついたら絵描きとなり、25年が過ぎました。

 

その間描いた絵は、700作品ぐらいでしょうか。

それらの絵は、本のカバーやカレンダー、

絵本の挿し絵などで使われましたが、

一番多いのは、アトリエに眠っている絵です(笑)。

 

さて、このたび、今までの作品の中から、

100作品を選び、

100の詩や言葉を添えて、画集が出来ました。

箔押しをして、一部一部にシリアルナンバーが付いている、

本格的な大型画集です。

 

よければ、画集に乗せた冒頭のエッセイを、

こちらに載せていますので、

ご覧いただけると幸いです。

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アンカー 1
特別公開
​エッセイ「はじめに」

はじめに

 

「え? もう描き終えちゃったの?」 「うん、新しい帳面欲しいよう」

幼い頃、私は、次々と心の中に浮かんでくるイメージを絵に描いては、あっという間にお絵かき帳を使い終える子だった。

毎回ねだるので、辟易した母は、時折、そこらへんにある紙で描いたら? といった。

「うん、わかった」とうなずいた私は、さっそく描けそうなものをみつけては手あたり次第―チラシの裏から地面まで、つたない絵で空間埋め尽くしては、満足していた子ども時代を過ごしたのだった。

 

 なぜ、そこまで描きたいの? と聞かれれば、“描かずにはいられない。だって、好きなんだもの”

としか答えられない。それは、半世紀を経ても全く同じ感覚である。

 そんな幼少時代を送った私は、三十路を過ぎてから、ひょんなきっかけで絵描き・物書きの道を歩み始めたのだが、気がつくと四半世紀が過ぎていた。

 

 私の描くテーマは、たいてい、心の奥で見える心象風景だ。

そこはいつも光が差し込んでいて、影がない。あるのは光一元の世界。

しかもその中では、鳥も木も花も、みんなお喋りをしながら、ありのままにいのちを謳歌している。その中には、もちろん人もいるのだけれど、奥底では皆一つに繋がっていることを自覚していて、それぞれがそれぞれに花開き、光明の中にいる。

 そんな内奥の風景を旅しているうちに、私はいてもたってもいられなくなり、絵筆をとる。イメージは、次々と色とかたち、言の葉に変換され、見える世界へとメタモルフォーゼされていくという感じなのだ。

 

 ある日、英単語をみていて、ハッと気づくことがあった。

Heart(心)の中にArt(芸術)の文字があるし、Earth(地球)の中にもArtが入っているではないかと。つまり、私たちの心も、住んでいる大地―地球も、Artを内包しているのだ。

ということは、つまり、生きることそのものが、一つの芸術作品そのものだったのだと。

そのことが腑に落ちて以来、何があろうがなかろうが、今を生きる一つひとつが、がぜん楽しくなってしまった。どんな色、形を重ねようとも、それは深い味わいやいろどりとなり、その人らしい芸術作品をクリエイトしていることになる。

であるならば、その芸術を、何をもって表し、戯れていきたいと願うか?

私の場合は、やはり絵を描くことと、言葉を紡ぐことなのだろう。おそらく、さらに齢を重ねても、同じ事やっているのだと思う。

 

この度、きれい・ねっとの山内尚子さんとのご縁で、画集を発刊させていただくことになった。

 イラストレーターとしてデビューしてから30年、画家となってから25年が過ぎた一つの節目として、そしてまた、新しい四半世紀の一歩として、描いた絵を、皆様のもとへお届けできる機会を頂戴したことに、ただただ感謝の想いでいっぱいである。

 

 画集のタイトルは、「ガイアの祈り」とさせていただいた。

というのは、絵を選出しているうちに、ずーっと同じ質感の音があるなぁと思い、探ってみたら、それが、「祈り」というテーマであったからだ。

今まで、特に意識をしていなかったのだけれど、あらためて見直してみると、私は絵を描くという行為そのものが、祈りそのものだったようである。

 

ガイアの祈り―ガイアとは、地球を意味する。

そのガイアの中に、私たち一人ひとりのいのちや想い、生きとし生けるものすべての心を包含した、母なる地球の願いがあるとして、このような表題にさせていただいた。

生きるは美しい旅であり、芸術であり、祈りながら進むチャレンジの旅でもある。

そしてそれは、私たちの星―ガイアが紡ぐ物語でもあるのだ。

わたくしという一個人の眼を通して描いた光明世界が、尊いあなたの旅の渦中で、少しでもお役に立つことが出来たら、この上ない喜びである。

 

2021年1月16日

はせくらみゆき

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