5月10日 新刊発売のお知らせ
「一寸先は光です」
風の時代の生き方へ
目に見えるもの大事だった「地」の時代から、
目に見えないものが主流となる「風」の時代へ。
どうあるかを考える世界から、
どう観るかで生きる世界を、
軽やかに楽しみましょう。
皆さん、こんにちは。はせくらみゆきです。
この春、48冊目となる新刊が刊行されます。
それは、数年前より、いつかこんなタイトルの本が出せたらいいな、と思っていた念願の著作でした。
その名も、
「一寸先は光です ―風の時代の生き方へ―」
というもの。
内容を簡単にお伝えすると、
世界がどんどんと変容を遂げていく中、今、自分が置かれている立ち位置とはどういうものかを知り、その中で、いかに過ごしていくことが、よりよい未来へと接続していくことになるのか?
といったテーマを、エッセイとして、一気に書き下ろしたものです。
ちなみに、本書の中に書いた、
「地」の時代から「風」の時代へということですが、この表現は、西洋占星術の用語から来ているものです。
具体的な内容は本を読んでいただければと思いますが、ここでは、こうした「地」に時代から「風」の時代へと移行する、変化の中で起こるであろうことを書籍より抜き書きしたいと思います。
「地の時代から風の時代へ」ーどう変化していくのかー
といった感じです。
さて、本書は三章に分かれており、
第一章は「風の時代へ」として、まずは風の時代とはどういうことか?
その中でフォーカスしておくとよい、心と身体と暮らしの知恵について触れています。
第二章では「心豊かな日々へ」として、心の向け方、捉え方、感情との向かい合い方など、パラレルワールドからの見方も含めて、より具体的な方法論も交えて綴っています。
最後の第三章では「美し国に生まれて」として、日本人が持つ精神性と文化について綴っています。
そのなかにある大きな軸としては「言霊」です。
とりわけ、言霊と母音、次元の関係性についてや、神々との関係についてのお話など、今まであまり触れていなかったことについても、しっかり切り込んで語っていますので、どうぞお楽しみに。
なお、この本は、一章ごとにアートが入っていて、ちょっと一息つきながらのアート浴も楽しめますよ。
一寸先は闇ではなく、一寸先は光である。
こう捉えて世界を見渡すことで、まるでオセロゲームの駒をひっくり返すように、見える世界、現れる世界が変わっていくのを、あなたが主人公として体験していくことでしょう。
本書が、あなたの素晴らしき人生の歩みに、何らかのヒントになればとても嬉しく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
特別公開:「はじめに」
2020年の冬至を境に、風の時代が始まったと云われています。
風の時代とは、西洋占星術における約20年に一度起きる、木星と土星の大接近―グレートコンジャンクションが、今まで約200年続いていた「土」を象徴する星座(牡牛座・乙女座・山羊座)の場から、「風」を象徴する星座の宮(水瓶座)で起こりましたよということであり、大きな時代意識の転換点として注目を集めています。
ちなみに、なぜ木星と土星の大接近の位置が重要かというと、社会意識をリードする惑星である木星と、時代のルールを創る惑星である土星が、約二十年に一度のサイクルで同じ星座に入ることで、強いエネルギーが形成され、社会に影響をもたらすからです。
今回、そうしたグレートコンジャンクションが、二世紀以上の時を経て、ついに異なる性質を持つ星座たちの宮(風の星座:双子座・天秤座・水瓶座)で会合したことは、今の時代を生きている人類全員にとっても初体験の出来事であり、今後、多かれ少なかれ誰もが、その影響を受けながら暮らすことになるのでしょう。
もっとも、新型コロナの影響で、昨年から世界の様相は一変してしまいました。
やがて落ち着いてくることでしょうが、緊急事態宣言や外出自粛、テレワーク、新しい行動様式の推進など、思いもしなかった現実が、次々と「当たりまえ」になっていくのを、私たちは目の当たりにしています。
目の前に起こっている現象だけを捉えてしまうと、「ああ、大変」とか「どうしよう」といった不安や心配が沸き上がってくるものですが、大変という字は、大きく変わるとも読めるように、古いシステムに終焉を告げ、いよいよ新ステージの新しい在り方、生き方がひらかれてきたともいえます。
そう考えると、劇的ともいえる今回の変化は、星のめぐり、そして宇宙からみても約束されたトランスフォーム(変容)の時期であり、この時代、肉体をもってこの星の住人となっている私たち一人ひとりにとっても、ものすごく貴重で、意義深い体験をしているであろうことには間違いありません。
では、この変容の時代を、いかにして波乗りしていったらよいのでしょう?
安心と安寧の中で、上手に舵を取りながら進んでいくにはどうしたらよいのでしょう?
本書では、これからの風の時代を、心穏やかに喜びの中で生きるためのヒントを、三章に分けて、日々のエッセイとして上梓したものです。
目に見えるものが大事だった「地」の時代から、目に見えないものが主流となる「風の時代」へ。
「どうあるか」を考える世界から、「どう観るか」で生きる世界を、軽やかに楽しむ。
この本に書かれていることの何かが、あなたの暮らしと人生に彩りと豊かさをもたらすお手伝いが出来たら、著者として大変光栄に思います。
それではさっそく始めて参りましょう。
令和三年三月
はせくらみゆき