I love you
この作品は、毎年訪れては、数日間滞在して瞑想している、ドイツのリューデスハイムにある、ヒルデガルト修道院にて受け取った、心象画です。
三年目の滞在となった最終日の夜明けに、白百合の香りをのせて、マリア様とおぼしきエネルギーがエンジェルの姿となって、心の眼に浮かび上がってきました。
その時に口をついて出た言葉がこちらです。
「いつも いつでも いつまでも 心に寄り添い あなたと共に…」
その後、この作品は、コロナ禍の中開催した、2020年のイギリスでの展示会で、多くのロンドンっ子たちが、じーっと見つめ、手を合わせてくださった作品となりました。英率王立美術家協会の会長のMick氏より、魂に直接届く、精神性の高い絵との評を受け、準大賞を受賞しました。
国境を越えて繋がる祈りの想いが、アートを通して表現されることで、あなたと世界と、天地を結ぶお役に立てることを願っています。
Eternal Love
フィレンツェに居を構えていた時に、よく訪れる教会がありました。
それは、世界最古の薬局を併設している、サンタ・マリア・ノッヴェラ教会です。
その教会の回廊で、ルネサンス期の巨匠—レオナルドダ・ヴィンチが、モナ・リザを描いたといわれています。
私もその回廊にたたずみ、瞑想していたのですが、その時に、内側から突き上げてくるような想いがあり、心の空間から浮かび上がったのが、赤ちゃんを抱いた、マリア様か、キリストか、どちらでもあるような、聖母子像のイメージでした。
その後、アトリエに戻り、ルネッサンス期からあるという画材を揃え、何度も色を塗り重ねながら描いたのが、こちらのアートとなりました。
絵を描き終わったとき、この言葉が浮かびました。
「汝を愛す。 とこしえに。
汝を想う。 とこわかに。
地にも空にも あらわるる
光の子らよ。 輝けり。」
弥勒のほほ笑み
私は弥勒菩薩が大好きです。やわらかな御手、優しいまなざし、その見える地平の向こうには、何が映っているのでしょうか?
2020年春、緊急事態宣言が、日本にも出されましたが、その日々が終わり、外出自粛が解けた時に真っ先に訪れたのが、京都、広隆寺にある弥勒菩薩半跏思惟像だったのです。
19歳の春、はじめて拝見し、三十分間、訳も分からずに泣き続けたあの日から、数十年経った今でも、心の拠り処となっている仏様でいらっしゃいます。
今回、どうしてもその御姿を深く感じたく、祈りを込めて、描かせていただきました。
私たちが、たった今、歩み続けている姿の、その先にあるのは、この弥勒菩薩様がみている世界と、変わらぬ風景が拡がっていることでしょう。
弥勒のほほ笑み、今ここに、弥勒のほほ笑み、あなたの中に。
静謐で透明な光にいだかれて、私たちは、今、この瞬間を、弥勒のほほ笑みと共に、創造していくものと確信しております。
マリア観音―祈り
顔を描く時に、一瞬意識が飛んでしまって、気がついた時には、顔を(目鼻口)が描き終わっていた、という作品です。
初めて見た時、受胎告知のときのマリア様を感じました。
初々しく優しげなほほえみと共に、ただただ真摯に願い、愛を届ける、祈りの人。
マリア観音—祈りは、暮らしを祈りに、そして、愛いっぱいに満たしたい人に、ぴったりのアートではないかと思います。
また、何か始める時、拡大する時にもよろしいかと思います。
Guardian Angel(Your Angel)
セイクリッド―アートのメインとなったのは天使たち。
個展ではたくさんの天使がお披露目になったのですが、このたび、こちらの天使が、ご縁のある皆様のもとへ、羽を広げて飛び立ちました。
このエンジェルさんは、守護天使であり、大天使であり、あなたにとっての天使です。
その日やその人によって、もっともふさわしいエンティティへと自在に変化(へんげ)しながら、サポートする天使さん。
いつも、いつでもいかなるときも、共にいて、あなたやまわりが、さらに豊かに拡がっていくことを、応援してくれることでしょう。
アマテラス
セイクリッドアートの中で、ただ一つだけ、ひのもとの神様が出てきました。
それが太陽を神格化した神様―アマテラスでした。
清らかで凛として、力強く美しい日本を代表する女神。
この国と私たちを大調和へと導き、私たちをあまねく照らして見守りながら、弥栄の世界へといざなうお手伝いをしてくれることでしょう。