







とこしえに とこわかに
祈り極まり かがやけり
世界を開き 和を結ぶ
陽を抱く鳳凰 顕れり

皆様、こんにちは。画家・作家のはせくらみゆきです。
このたび、額装が間に合ったため、東京個展のみで展示させていただいた、新作絵画 ー「 陽を抱(いだ)く鳳凰 」の絵画を、2026年の始まりに相応しい絵画として、版画化させていただくこととなりました。
本作品は、世界で最も知られている日本人画家 ー 葛飾北斎の晩年の作と云われている、「八方睨み鳳凰図」のオマージュ作品として描いたものです。北斎絵画の実物は、長野県小布施町にある「岩松院」というお寺の本堂にあります。https://ganshoin.com/phoenix/
畳21畳分もある天井画として描かれた色鮮やかな肉筆画は、観る者の心を鷲掴みにし、言葉を超えた世界へと誘います。
私ーはせくらも、同じように、言葉にならぬ感動で胸がいっぱいになりながら、一時間弱ほど(首が痛くなるのも忘れて)、北斎絵画の世界に見入っておりました。
その後、時を改めて、再び天井画と出会い、またしても時を忘れて、天井を見つめ、鳳凰の迫力に、ただただ心打たれていたのです。
ただ、初めて見たときと少し異なっていたのは、帰路についても、鳳凰の姿が、くっきりと焼きついていたことです。
つまり、瞳を閉じると、まるで生きているかのごとく、その「気配」を感じるのです。
高貴で優雅、そして圧倒的な強さと慈悲を備え、高みへと飛んでいく霊鳥 ー 鳳凰。
私はいてもたってもいられなくなり、キャンバスを広げました。
とはいえ、そのまま留まってくれそうな気がせず、まずは、キャンバスに、水晶粉末や胡粉、漆喰や岩石粉末などを混ぜ、支持体を調えることにしました。

( みゆきアートを描いている時の様子です )

そうしてベースが出来上がってから、なおも色濃く感じる「気配」をもとに、絵筆を走らせました。
最初に描いたのは、金色色に輝く太陽です。その金色の中に、七色の光を重ね合わせながら、四方八方に光の筋が伸びていきました。
その太陽の真ん中に、小さな光が現われ、その光が徐々に強く大きくなり、やがて、その姿が鳳凰へと変化していきました。
鳳凰は、不老不死や再生、平和や幸福、高貴さなどを表す、吉兆の霊鳥です。
内なる眼で感得した鳳凰は、太陽をいだきながら、あらゆる方向、あらゆる次元を、鋭くも慈悲深い眼 (まなこ) で見つめ、全てを照らし、すべてを包み込みながら、高みへと飛翔していくように見えました。
その姿を感じながら、無我夢中で筆を進め、幾度となく塗り重ねながら、鳳凰のエネルギーを描いていったのでした。
こうして出来上がったアートのタイトルは、「陽を抱(いだ)く鳳凰」という名になりました。
すべてを光に変え、圧倒的な力と愛で、黎明なる世界へと導いていく鳳凰の祈りーこの想いに沿うよう、魂を込めて描きました。
なお、今回、版画化を決定するにあたり、鳳凰の持つエネルギーを、より正確に、誠実に、お届けせねばと思い、一枚一枚、達磨の眼入れのように、八方睨みの眼に金を入れ、周りを整えながら、魂を吹き込むリタッチ作業をさせていただきました。
さらに、そこから四方八方に広がるエネルギーの放射を、同じく金色の絵の具で、画面全体に表現致しました。ですので、立つ位置や角度によって、光の反射が変化して見えることと思います。

一体一体、心を込めて描かせていただきました。
本作品が、貴方と貴方の周り、そして大和の国を照らす、吉兆と形代となれますことを、心より願っております。
どうぞよろしくお願い致します。

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『直筆サイン入り オリジナル版画作品』

【作品名】 『陽を抱く鳳凰』
リタッチ作品 — 各絵画に作者本人による眼入れ、
および四方八方の後光(金色)を手描きで加筆。
【額】 金 額サイズ:縦 575 × 横 625 (mm)
【限定数】 88 部
【ご納品日】
〈2025年11月30日(日)までにお申し込みの方〉
2025年 年内 ご納品予定
〈2025年12月1日(月)以降のお申し込みの方〉
2026年 1月下旬 以降 ご納品予定
【価格】
165,000円 (税込)
[ 送料 ] 3,300円 (税込)
【販売開始日】
2025年 11月14日(金) 午前10時~
※販売開始までお待ちください


ご購入者プレゼント
2025年12月31日(水)までに
お申込みの方へ
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A5サイズ (148㎜×210㎜)

本作品(原画)は、2025年10月、日光東照宮にて開催されました「藝文展」において、洋画部門の最高賞である「陽明門賞」を受賞したしました。尚、2026年11月にはタイ国立美術館(ナショナル・ギャラリー)にての展示が決定しております。





